60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

LEGO

4歳になったJ君へのパパとママからのプレゼントはLEGOのスターターセットだった。
ワクワクしながらプレゼントを 開けたJ君。レゴブロックの形をした黄色い大きなケースの中から、出てくるわ、出てくるわ。緑、青、ピンク&紫、茶色のパーツの袋、もちろん白、赤、黒も。どの袋もグラデーションが美しく、凝った形のパーツが入っている。バリエーションの豊かさにバァバは驚いた。
次に説明書を見ながら作品を完成させる。まるでプラモデルを作るように、細かなパーツを探し出しながら、指示に従って作るのが、今日的レゴへのアプローチらしいことを知った。

J君のパパの時代も、確かに海賊船や宇宙船などのようにテーマのあるセットには、その作品に特化した色やパーツが入っていて、長い組み立て説明書を見て作るものだった。でも、それらを作っていた息子は当時、小学3-4年生だったと思う。その前段階では、もっとベーシックなパーツだったように思う。

更に遡るとバァバの子供時代。1964年の小学1年生の時から数年間アメリカに住んでいたこと、一つ年上の兄がいたこともあり、レゴを買ってもらってよく遊んだ。赤、白、グレーの大きさの違う四角いブロックだけだった。それでも、想像をふくらませ、色々と工夫して遊んだものだ。そういえば、屋根瓦の形とカーブしたパーツがあったっけ。木のつみきにはない新鮮さに創作意欲がかきたてられた。
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それが今やファーストLEGOからこんなにカラフルで手の込んだ作品ができるとは!半世紀以上の時代の流れを痛感し、世の中は豊かになったと思った。
その一方、工夫と想像力頼みだった時代へのノスタルジーも感じる。
しかし、過去と現在のどちらがbetterというわけではない。
パパやバァバの時代では夢物語だったような新たな世界をこれから生きていくからこそ、J君には、今日の恵まれた環境を大いに活用して、その中で創意工夫を重ねていってほしいな~
[写真右のブルドーザーは、早くも紫好きのJ君仕様にカスタマイズ。そうそう!こういうの、いいと思うわ~♪]