池でカルガモの親子に初めて出会った。
朝、池の回りを早足でウォーキングしていると、いつもと違う雰囲気で足を止めている人たちがいた。長い望遠レンズ付きのカメラを携行してカワセミを追い求めるバードウォッチャーは一人もいない。和やかに集まるおじいさんやおんな子ども。みんなの目線の先を見ると、池の縁の浅瀬でちょこちょこと思い思いに動き回っているコガモたち。少し離れたところには、悠然と構えてコガモを見守る母ガモ。コガモたちは、小魚を引っ張りあったり、あっちへ行ったりこっちへ行ったり。中には一丁前に潜ってみたりしているのもいる。みんな気の向くままに動いているから、カウントが定まらない。7羽？いやもう一羽、ｱﾚｯ、陰にもう一羽…。結局ヒナは９羽。（上の写真、左端の葉っぱの陰に１羽！）
すると、あたかも「さあ行きますよ！」とお母さんから号令がかかったかのように、散り散りになっていた子どもたちがお母さんの周りに参集。お母さんから離れないように揃って泳ぎはじめた。み～んな頭をお母さんと同じ方向を向けて！なんて可愛いんでしょう！😍💓
移動というほどの距離も進まないうちにすぐ解散。コガモたちは、またまた遊んだり食べたり好き勝手。眺めていて飽きない。
新型コロナウィルス騒動がダイアモンドプリンセス号内で勃発して以来、こんなにも心が癒された瞬間はなかったとおもう。
