こうも連日、池の鳥たちのことを書くのはいかがなものかと思うが、この強烈なキャラクターに出会ってしまうと、UPせずにはいられなくなってしまう。他に書きたいこともあるのだが…。
今回もまた、ゴイサギのメスが「わたし、ちゃんといますからね!」と言いたげに、姿を見せたのだ。前回と同じ枝に止まって、ひっそりと、しかし存在感たっぷりに。
昨日、ゴイサギのオスを「スター・ウォーズ」のヨーダに例えたが、もしかしたらメスの方が一層、ヨーダに似ているかもしれない。眼光鋭く、フォースを秘めているような…(←ファンだった息子の影響デス、笑)
ほとんど動かずにいたので、ウォーキング2周目もいると思いきや、木の間から覗くと、忽然といなくなっていた。なんともミステリアスな鳥だ。
https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/05/09/151754
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[karugamo update]
今日の公園は、withコロナの世間の動向と比例するように、今までになく人出が多く、にぎわっていた。昨日から足漕ぎボートが解禁になったので、楽しそうな声が水上のあちこちから響いてきた。
そんな中でも、カルガモの親子は、遊具の近くの草むらでいつものようにおやつタイム。私が到着した時は、ちょうど、移動して池の中へ戻っていくところだった。20人ほどのギャラリーが取り囲んでいた。毎度のことながら、たいした度胸だ。
2周目には、湧き水脇の鯉がいる囲いの近くに移動していた。パンを投げ込んでいる人がいたからだ(禁止されているのだが)。なんとも滑稽だったのは、いつもは落ち着いた顔で、やさしく子どもたちを見守っているお母さんガモが、コガモと対等に”争って”パンを奪い合っていたことだ。 体が大きく、経験豊かなお母さんの方が獲得率が高い。「これ、わたしがいただき!」と食べてしまう。「子どもたちにわけてあげないんだ」と、人間の母親としては意外に思う。コガモたちも「おかあさん、ズル~イ!」というすべはないから、次こそはと必死に獲ろうとする。自然界は厳しい。こうしてコガモたちはたくましく育っていくのだ。