昨日、みんなの写真整理フェスティバルというイベントの初日に参加した。私がアドバイザー認定を受けている写真整理協会主催のイベントだ。写真整理関連の企業から個人事業主まで、多くの団体が出展した。二つの会議室スペースでは様々なセミナーやワークショップが開催された。個人的には、手伝いの傍ら、普段はZOOMで交流しているアドバイザーさんたちにリアルで会うことができ、たくさんの刺激と知識を得た一日となった。
アプローチは違ってもみんなの思いは同じだ。
ーー写真は家族や撮った人の時代や歴史が詰まった大切なもの。
ただアルバムやクラウドにしまいこんで安心しきっているのは残念なこと。
見返してこそ価値があるもの。
一人でも多くの人がそのことに気づき、写真を眺め、思い出を振り返り、家族や友人と楽しめるかたちにしてほしい。
私たちは喜んでお手伝いします!ーーと。
人生が一巡した60代の私としては、写真のデジタル化のスキルがいらない「私の人生アルバム」を同世代の友人たちに広めていけたらと願う。自分の人生を40~50枚の写真と手書きの文章でまとめあげていくプロセスの楽しさ、そして完成した時の達成感をみんなにも味わってほしい。この歳になって、自分が作り上げたものでこれほど幸せな気持ちになれることはそうないと思う。
みんなをいざなうための第一歩をどう踏みだすか?…霧の中にかすかな道標が見えた気がした一日だった。