おせちとお雑煮以外の今年の料理事始めは、繊細な日本料理とは真逆のタジン。野菜をふんだんに使った中東系の鍋料理。粟のような粒状のクスクスと、ハリサというアラブ風コチュジャンとも言える辛子と一緒に食べる。
毎年正月二日に、母方の親族で集まる。大人だけでも20人以上。みんなで食べ物を持ち寄る。
今回のタジンは事情あって二日前にメニュー変更して急遽作ることにした料理。
アラブ系スパイスで香り付けした鶏肉などの上にこれでもかというほど野菜を盛り上げるのが、我が家風。ほうとうではないが、カボチャが我が家のマスト・アイテム、実にいい食感と味を出す。
みんな野菜の量にビックリしながら
「これ、なに???」
でも、おせち料理では登場しない野菜満載、香りも異国情緒たっぷりの煮込みを喜んでくれた。
[息子家族が来る前の午前早くに大急ぎで仕込んだところ。あとは、蓋をピッチリして火にかけるだけ]
