60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

野鳥に惹かれて

日曜日の今日は、1週間前と同じように、ウォーキングは早朝でななく、午後1時半頃から出かけた。先週は「人」の出方をみるため公園を訪れたのだが、一週間の間に関心が「鳥」にシフトしている自分がいた。歩き始めて日が浅いが、ここにきて毎日のように鳥たちとの新たな出会いや発見があるからだ。ブログが追い付かないほどだ。今日など、野鳥の動きが一番少ない昼下がりの訪問なので、何も期待せずに出かけたのだが、意外や意外。

初めてカワセミを見て心ときめいた日以来、毎日、カワセミに会えている。昨日は、つがいでいるところに行きあたり、電光石火の早業で魚を捕まえているのも目撃できた。今日は、池の周りを散歩する人が多い時間なのに、目と鼻の先の杭にとまっていた。かつての私がイメージしていた自然の中のカワセミと違って、都会に住む鳥たちは、いつしか人間慣れしているのかもしれない。

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このところ耳にし始めた言葉「共生」。鳥たちも人間に歩み寄って共生してくれているのだろうか。コロナよりも断然うれしい共生だ。

今日はまた、ダイサギにも会えた。池に着いたちょうどそのとき、どこからか飛んできたダイサギがふわりと前方の枝に舞い降りた。近づいてみると、たたんだ翼のさきにのぞく繊細な飾り羽の優美なこと!さすがダイサギだ。動物を擬人化する趣味はないのだが、今回は、羽生結弦でなく、玉三郎の姿と重なった。

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池の周りを早足で一周するには8-9分かかる。いままでは2周してから、住宅街へと歩いていっていた。しかし、カワセミや、ダイサギに出会ってしまうと「まだいるかな?」「カメラアングルにとまっているかな?」と思わず、周回を重ねてしまう。今日など、一旦住宅街へと向かったのに、ダイサギの「その後」を知りたくて、帰宅する代わりに池に戻って後を追ってしまった。万歩計はいつもよりも2000歩近く大きい数字となっていた!

「牛に引かれて善光寺参り」ならぬ、野鳥に惹かれて徹底ウォーキング、だ。