60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

2020-01-01から1年間の記事一覧

㊗️ 95歳のAさん、千字文大会で特選!

かなり前のブログで、書道教室でご一緒のAさんが、コロナで休講となった2ヶ月の間に、千字文を三書体で書き上げたこと、その出来映えに感銘を受けた先生が奔走されて、千字文大会にその作品を応募されたことについて書いた。 「千字文大会ーー95歳で三千字」…

ハロウィン🎃

ハロウィンが10月の風物詩として日本に定着してどれほどになるだろうか? 街中では至るところで、ハロウィン・グッズが目に飛び込んでくる。そのなかで、ついつい足を止めてしまうものがある。おもちゃカボチャたちだ。きちんと形が整ったイラストそっくりの…

高田賢三氏の死

世界的に有名なファッションデザイナー・高田賢三氏が新型コロナウィルスに感染してパリ郊外で死去した。 2011~2013年にパリに滞在している時にお会いする機会があっただけに、今朝のニュースで訃報に接して驚いた。 パリで一緒だった友人からも、悲しみとシ…

昨日、窓から見た真っ白な雲と青い空のコントラストに魅せられて、思わずこのなんの変哲もない風景をパチリ。 今朝の読売新聞の一面に「秋空高く富士初冠雪」と題して、東京の都心の高層ビルの奥に、くっきりと浮かび上がる、雪を頂いた富士山の写真が載って…

もう一つのもっと特別なランチ会

時間が一ヶ月以上さかのぼるが、一昨日のお祝い会よりもっとおめでたい身内のランチ会を8月に開催した。実兄の長男D君夫婦の結婚祝い会だ。 開催直後に母の足の疾患がただ事ではないことが発覚し、通院、検査、入院、手術とつづいてしまった。そのため、徒然…

特別なバースデーお祝い会

すばらしいランチ会が我が家で開催された。兄夫婦の知り合いのプロの料理人さんが特別に出張してきてくれて、9月生まれの母、兄嫁、娘のお誕生会をしたのだ。その中でも、一時帰国中の兄嫁の還暦祝い。 [ネズミ年にちなんでちょっと遊び心で]海外に留まって…

シラサギ11羽!

夕方5時過ぎに池に行った。どんよりと曇った夕暮れのため、は持参せず。すると、なんとダイサギ、コザギ合わせて9羽いるではないか! 以前にも一回だけ同じような光景に巡りあったが、その時は6羽。今回は記録を大幅に更新して9羽。少し離れた場所に2羽いた…

デーケン先生のご著書

欧米社会では学問として確立していた死生学を、日本に取り入れて広めたデーケン先生の教えを、この機によく知りたくて、ご著書の中から一冊選んで取り寄せた。(友人は、死生学関連の勉強会などで、先生から教えを受けていたので、「神父様」よりも「先生」…

デーケン神父様の葬儀ミサ

アルフォンソ・デーケン神父様が9月6日に逝去された。上智大学名誉教授で、知る人ぞ知る日本における死生学の第一人者だ。同じ死生学の分野で活躍するカトリック信者の友人との話題で度々登場する方だったので、私も訃報欄に目が留まったし、彼女からはごミ…

カルガモたち

8/2のブログを最後に、karugamo updateが途切れ、きちんと巣立ちという終止符を打てなかったことをとても残念に思っている。 https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/08/02/170556 母の足の疾患がわかったのが7月末。また8月に入り一気に猛暑に突…

手を合わせる

昨日、神道などとたいそうなことを書いてしまったが、日本人の宗教について論じられるような深い知識は残念ながらない。ただ、海外で暮らしていると「あなたの宗教は?」と聞かれることがたびたびあるので考えさせられる。「信仰する宗教はない」と答え、も…

神頼み?!

8ヵ月ぶりに近くの神社を参拝した。神社の外側の道はよく歩くのだが、ウォーキング目的で境内に入ることは遠慮している。新年に孫と二人で訪れて以来の参拝だった。 今回は、再び試験直前勉強のために来ていた息子と共に。なかなか目標点に到達できない息子…

OKY &  OKO

ちょっとおもしろい話を息子から聞いた。 息子が勤める会社は、海外業務の経歴が比較的浅く、基本的には国内が市場の会社だ。その中で、息子が所属する国際部の社員たちの間で、ときおり耳にする略語が「OKY」だという。 「KY」=「空気が読めない」は市民権…

残暑のなかで

体温よりも気温が高い日が続いたが、今日はいくぶんマシな残暑日となった。久しぶりに9時前に家を出て、池を一周してからスーパーに向かった。先週に続き息子が午前中から“勉強合宿”に来るというし、11時には、日課になっている母の通院がある。 暑さと忙し…

江戸の景色 ?

病院通いに明け暮れた一ヶ月だった。長年糖尿病を患っている母の足指先に問題が生じてしまった。 昨日、手術だったが、今日、もう退院した。 そうしたなか、普段みることない興味深い景色に遭遇した。 場所は川崎市。柳や梅?がしだれる細い川。まるで江戸時…

日本の雲は美しい。季節感に溢れている。海外5ヵ国に住む機会を得たが、少なくとも私にとって、日本の雲が一番表情豊かだ。 8/2のブログで、池に写り込んだ雲と緑に梅雨明けを感じたと書いた。 https://bistrotkenwood.hatenablog.com/entry/2020/08/02/1705…

ローカル版ひまわり

5日前、いつものように公園に行ったら、子ども広場のちかくで、マイブームの葉っぱを見つけた。 近づくとまだ固いつぼみのひまわりたち。かろうじて色がつき始めたのが一輪、二輪。 つぼみの時は、まるでアザミのよう。 なかなかアート的な造形だ。矮小系の…

ひまわり畑

夏の花・ひまわりとその蜂蜜に特別な思いを寄せるようになったのは、35年前にさかのぼる。スイスのジュネーブに住んでいた時の夏、レンタカーでフランスのロワール川に沿って走った時、生まれて初めて一面に広がるひまわり畑をみて感動した。一本一本にボリ…

ひまわり

8月に入って以来ずっとひまわりをテーマに書きたいと思っていた。ひまわりの魅力的な蜂蜜に巡り合ったのがはじまりだった。偶然(いや、必然?)母のために選んで買った。 「ひまわりの花に香りってあったっけ?」と思うが、蜂蜜になると、香り、旨み、色、…

Akiko's Piano とアルゲリッチ

もし今年、世界的なコロナ感染拡大が起きなかったら、8月6日には、東京においてはオリンピックが開催中であったし、広島では世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが演奏しているはずだった。それも、Akiko's Pianoで。 ****** 8/13のブログで被爆少…

残暑お見舞い申し上げます

猛暑の毎日。 しかし、目を向けると、東京の身近な場所にも「涼」を感じるシーンは見つかるものだ。久しぶりに出会ったダイサギ。 純白の羽が、見るものの体温を下げてくれるようだ。コロナと猛暑に見舞われた異例のお盆休み。 皆様、どうぞお大事になさって…

広島の被爆少女とピアノ

1週間ほど前の朝のNHKニュースで、広島で被爆し翌日に亡くなった19歳の少女、河本明子さんのピアノについて取り上げていた。2000年以降に、廃屋とともに処分されそうになっていたピアノが、幾多の偶然の出会いと善意のおかげで修復されて蘇り、多くの人が触…

実母の戦争体験記

8/6のブログでは、義母の戦争体験について書いたが、その際に触れたように、800字にまとめた実母の戦争体験記を載せようと思う。 終戦の年、義母は19歳、実母は13歳。この6歳の差は大きいと二人の母を取材してみて思った。8/7のブログに記した夫の言葉どおり…

「底悲しさ」

昨日の読売朝刊一面のコラム「編集手帳」は、脚本家の故・早坂暁氏の随筆集『この世の景色』からの引用で、「(人間の)底悲しさ」という表現を取り上げている。早坂氏は広島の原爆で妹を亡くしているという。同氏はこの言葉の意味を「不当に運命づけられた悲…

義母の広島被爆体験

今日は、広島に原爆が投下されてから75回目の慰霊の日。投下時刻にテレビ中継とともに黙とうした。一国民として、そして被爆した親族を持つ者として。 75年前、夫の母が広島で被爆している。4年前に私は、当時90歳の義母の戦争体験を取材し文章にまとめた。…

梅雨明け & karugamo update

今朝、公園に到着すると、青空に白く浮かんだ雲と深い緑が、視野いっぱいに私を迎えてくれた。梅雨が明けたことを実感した。無風か微風の日にだけ見せてもらえる天然のミラーマジックに、しばし足を止めて見入った。 ジヴェルニーの睡蓮池の景色に出会って以…

グリンデルワルトと牛たち

今朝、スイス・グリンデルワルトの超大型カレンダーをめくった。ユングフラウ鉄道会社製の絶景12ヶ月のポスターのようなカレンダー。毎年わざわざ注文して現地から取り寄せ、私の城である台所に掛けている。 31日ものあいだ堪能したにも関わらず、いつもより…

夏の使者、かぶと虫

今日から8月。コロナの感染拡大、大雨被害、記録的に長い梅雨、五輪延期など、異例尽くしで、盛夏を迎えた実感がない。しかし、先週の連休中の梅雨の晴れ間に池を訪れた際に、一足早く夏を見つけた。 [採る、ではなく、撮るだけにしよう] 老若男女の散歩客…

母のバティック

6月、7月の料理教室のもう一つの名脇役はバティックだった。この春、母からもらったものだ。 かつてインドネシアに父とともに駐在した母は、もともと大の布好きだったので、バティックの魅力の虜になった。 島や地方によって染め文様の特色が違い、奥が深い…

胡蝶蘭

7月の料理教室での名脇役は胡蝶蘭だった。純白の花が、地元の花屋で巨大なモンステラとセットになってリーズナブルな価格で出ていた。タイ料理を教える6、7月は南国の花でテーブルを飾るようにしているので、この幸運な出会いに、迷うことなく求めた。 高級…