60からのしあわせさがし ~bistrotkenwoodの日記

徒然日記、料理教室、学習障害、お一人様、外国との縁

夏休みが終わりました

1ヶ月余り一時帰国していた嫁のHさんと孫たちが一昨日の朝早くパパが待つロンドンへと戻っていった。羽田の出国口で見送ってからおおよそ18時間くらいのちに無事に家にたどり着いたようだ。ママにとっては究極のワンオペの長旅、どんなに疲労困憊したことか…

J 君とバァバのジミ~な夏休み

地元の児童館通い、ローカルな夏休み子ども体操教室、玄関前でびしょぬれになってホースと空き缶でシューティング遊び、今回調達しておいた将棋盤で回り将棋や崩し将棋あそび。二人ランチはMacのハッピーセット(ロンドンで一度も行ってなかったらしく思いの…

怒涛の10日間

7月のラスト10日間は怒涛の日々だった。 息子家族にロンドンで会って間もないのだが、彼らの一時帰国の正確な日程を知らされたのが20日ほど前。 留学ビザから就労ビザへと切り替わるタイミングだったから仕方がない。 イギリス土産?でコロナになってしまった…

イギリスへの旅 : その③ 息子家族との再会、そして…

イギリス旅行から帰国して三週間が経ってしまったが、3つ目のハイライト、息子家族との再会について書こうと思う。 息子は渡英して2年、家族は9ヵ月。ツアー旅行最終日に彼らの住むマンションを訪れ、彼らの生活ぶりを実際に見ることができ安堵した。 マン…

イギリスへの旅:その② オックスフォード

2つ目の旅のハイライトはオックスフォード。旅行プランをみたとき、いや、出発するまでは、正直なところ特に思い入れはなかった。学生時代のヨーロッパ周遊旅行中、自由行動の日にこの町を友人と訪れたが印象が薄かったのだ。(いま振り返れば、カレッジが町…

イギリスへの旅:その① ウェールズ

イギリス旅行から帰国し、10日以上経ってしまった。実は、帰国直後に娘がコロナ陽性と判明し、その時点では陰性だった私も、二日後に陽性と出てしまった。喉の痛み、発熱、体中の痛みと倦怠感などの症状で、娘の方が重かったが、それでも二人とも軽症の部類…

娘と初の海外旅行!

いま、羽田第三ターミナルの搭乗口に娘と共にいる。65歳にして初めて新聞で募集しているツアーで海外旅行に出掛ける。夫の海外赴任に同行したことは何度もある。しかし気づけば、観光を楽しむために出かけたのは長い人生を振り返っても4回しかない。現地に住…

タイ料理とインゲン

6月恒例のタイ料理教室が終わった。今年は、現地では定番中の定番のソムタムとトード·マン·プラー、青パパイヤのサラダとタイ風さつま揚げをメニューに組み込んだ。ただ後者は、青パパイヤの代わりに人参で手軽に作れるバージョン。 皆さんの驚きの声で気づ…

ルオーとセザンヌ

先週、汐留のパナソニック美術館で開催されているルオー展を観てきた。結論から書くようだが、友人たちに行こうと誘ってもらってよかった。自分が、今までに接した数点の作品だけで勝手な先入観を持っていたことに気づかされた。特別展にあたり、海外の美術…

ホトトギスが鳴いた!

今日の午後、ホトトギスの鳴き声を聞いた。例年は夜の闇の中から聞こえてくるのだが、珍しく明るい時分に鳴いてくれた。近くの鎮守の森にいるに違いない。 東京23区内に住んでいるのだが、毎年この時期のわずか数日間、ホトトギスが山へと向かう途中でこのあ…

夏のプロヴァンスのような天候

5月なのに日本列島が早くも夏日になっている。東京の真夏と違うのは、湿度が低くカラリと暑いこと。まるで南仏プロヴァンス地方の夏のようだ。図らずも5月の料理教室はまたまたプロヴァンス料理。[以下、今月のメニュー案内からの抜粋] ********** 5月の爽や…

60代が写真整理の適齢期

しあわせな出来事があった。写真整理アドバイザーとして、友人たちの写真整理を手伝い、その作業が彼女たちの心に大きな喜びをもたらしたと実感できたことだ。料理教室でお教しえた料理が、ご家族に喜ばれたと聞く時とは違った幸せ感。 3月末に、共通の趣味…

プロヴァンス

4月の料理教室のテーマはプロヴァンスだった。夫が大好きだったフランス南部の地方。亡くなってから一年以上、訪ねてきてくださる方々をいつもこのしつらえでお迎えした。お皿はGien製。ちょうどパリに住んでいた頃に出たシリーズで、4枚1セットの絵皿に一…

ニ胡演奏家 チェンミン·ライブ

ニ胡という楽器をご存知だろうか。 昨夜初めてニ胡の生演奏を聴く機会に恵まれた。10年ほど前からこの楽器を習っている親友のMさんに誘っていただいたおかげだ。Mさんはつい最近になって在日のニ胡奏者として有名なチェンミンさんに弟子入りした。前の先生が…

ラム肉のロースト

4月の料理教室が今日で終わった。 今月のハイライトはラム肉のロースト。それも一般的な骨付きのラムラックではなく、1キロほどの骨なしもも肉のかたまり。今回食べたほとんどのメンバーがこの部位のローストは初めてと言い、しかし声を揃えて「おいしい!」…

窓辺のゼラニウム

真っ赤なゼラニウムが2階食堂の窓辺に並んだ。何年振りのことだろう?昨年の窓辺は、ウクライナ色の花が彩り、見るたびにウクライナ国民の無事を祈った。その前の数年はゼラニウムもあったが、間を開けて二鉢とまばら。今年はそれより一鉢多いだけなのに、ボ…

桜ももうおわり…

花より団子&写真整理、だったのかもしれない。二週間以上ブログを更新できなかった。お花見に一度も出かけない間にソメイヨシノは満開となり花吹雪となって散ってしまった。今朝、家の近くで大好きなモッコウバラが咲き始めているのを見つけた。早くも新緑…

Discover Ukraine in Peace

WBCで侍ジャパンが劇的な逆転サヨナラ勝ちし決勝戦へ進出した。その準決勝中に岸田首相がウクライナに向かっているとの速報が画面に流れた。歴史に残る一日となった。 3月22日午前8時半現在、日本中のテレビはWBCまたは甲子園の野球中継を映し出しているだろ…

古きよき時代のテーブルクロス

今年度最後の料理教室はランチ会形式で締めくくった。昨年はウクライナとイースターを意識したテーブルアレンジにし、教室のフォトアルバムの売り上げをUNHCRに寄付した。 今年は一転して華やかなアレンジ。友人グループから成る1回目の教室がお祝い会となっ…

温故知新?ーー鯛の海鮮サラダ

合格、卒業、就職、入学など、さまざまなお祝いごとが続く季節だと思う。そこで先月は一足早く、尾頭つきの鯛を使った主婦でも作れる一皿をお教えした。 この料理に出会ったのは、40年以上前のことだ。海鮮料理を得意とする都心の中華料理店で初めて食べ、鯛…

2冊の自分史アルバム

料理教室開催の合間を縫って、ここ一ヶ月ほど二冊のアルバム作りに没頭していた。どちらも、1月に開催された写真整理協会公認の2つ講座を受けた副産物だ。 一つは「私の人生アルバム」。スクラップブッキングのプロのお二人ユニット《ノリーミッシュ》さん…

Arctic Circleからの絵葉書

買い物へ出る際にポストをみたら Arctic Circle(北極圏)の字と、(北緯の)緯度と、サンタクロースの図柄が描かれた特大サイズの切手が貼られた絵葉書が届いていた。前回のブログで書いたとおり、2月初めにフィンランドへ旅した息子家族からのものだった。 次…

ラップランドからの便り

昨日、フィンランドから届いた。 ロンドンに住む息子家族がサンタクロースに会いにロヴァニエミという村を訪れている。立派なひげと大きなお腹のサンタクロースと一緒に写ったJくんとベビーのSくんとパパとママのファミリーポートレート写真。 そしてトナカ…

冬の味覚? きりたんぽ & ラクレット

ここ二週間ほど、本当に寒い日が続いている。寒くなると食べたくなるものが色々あるが、このところのマイブームはきりたんぽ鍋。本物を食べたことがないのだが、友人から「ここのがおいしいのよ」ときりたんぽ鍋用のつゆを勧められたのがきっかけだ。具材は…

タイの宮廷料理

昨年も今年も1月にタイ料理をお教えした。今回は、今が旬の生牡蛎を使ったタイ風サラダ、トムヤム風味のフォー、ハスの実の入った薬膳汁粉など。タイに冬は存在しないのに、今の季節にぴったりと皆さんに喜んでいただけた。 そして皆さんにウケた料理がもう…

千両

昨日で今月の教室が終わった。 一夜明けて早速室内あちこちのしつらえの片付けに取り掛かった。教室の間はお正月風の飾りのままにしてあったが、さすがに気が引けた。洗面所の細い棚は例年と変わらぬ飾りだったが、壁の絵だけは今年は違っていた。 昨年、母…

抱負

新年になり、はや半月が経ち、暦どおり寒さが一段と厳しくなってきた。 今年2回目の書道教室では、先週休まれた80代の男性の方が希望した言葉を先生が葉書に書き上げられた。 余計なコメントは一切不要な直球の言葉だ。 高齢者の仲間入りして初めて迎えた新…

倫敦2023

ホームに暮らす91歳の実母が、元日に書いたそうだ。 「クヰーンなきロンドンと そこに住み始めた孫一家 想う 幸あれ!」 母は結婚まもない1950年代半ばに、夫である父とロンドンに赴任し、兄と私を年子で出産する。そして、1/4世紀後、父の最後の任地もロン…

正月映画

正月映画というと明るく娯楽性の高いものを連想すると思う。映画三昧の正月だったが、ちがった。新年始めの二日間に娘がチョイスした映画を三本観たが、二本は重かった。前述のとおり、1本目は元日の朝、まずは劇場で鑑賞。「ラーゲリより愛を込めて」は無実…

あけましておめでとうございます

我が家の2023年は、六本木ヒルズで始まった。年末年始の五日間、初めて娘のYと二人だけで過ごしたのだが、せっかくだから、家族がいたときにはできなかった過ごし方をしようということになった。娘のリクエスト映画「ラーゲリより愛をこめて」を元日の朝一番…